ホオジロ雄

2018年5月2日 A個体(以下、撮影日記載のない画像は全て同日撮影の同一個体) 日本海離島にて観察・撮影。耳羽が真っ黒ではなく赤褐色味があることから当初亜種チョウセンホオジロと思ったが、そう簡単な話でもないようだ。今回は環境省のホオジロEmberiza cioides識別マニュアル(平成23年)と“Buntings and Spar…
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シベリアジュリン雌幼羽→第一回冬羽

2018年10月12日(以下全て同日撮影) 日本海離島にて観察・撮影。カシラダカ、ミヤマホオジロ、コホオアカの混群中に発見した。全体に冷たく寒いトーンの、白灰ベージュ色とでもいうような体色がオオジュリンとは大きく異なって見えた。嘴は小さく嘴峰はまっすぐで、下嘴はピンク色。足も淡色。シラガホオジロをさらに優しくしたようなテュという地鳴き…
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セグロカモメ第二回冬羽

2018年3月14日(一番下の画像では中央上が問題の個体) 全体に白さが目立ち肩羽の斑はシャープで細く、尾羽の黒帯は狭くて外側尾羽基部は広く白いことから、当初はモンゴル1wと考えつつも、腹の暗色斑が多いことが気になっていた(水面上で水浴び等を行っていたため体形については自分には判断できなかった)。だがカモメ図鑑をもとに再検討すると、嘴…
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オオハム幼鳥

2018年12月28日 A個体 嘴が大きく長く、嘴峰が下へ強くカーブすること、脇の白色部がはっきり見えていることからオオハムだと思うが、チンストラップのような灰褐色部が目立つ。だが上記の特徴からシロエリには見えないし、チンストラップのように喉へ左右から灰褐色部が張り出している例が『北海道の海鳥4 アビ類』のオオハム写真⑩や⑪でもあるよ…
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ヒドリガモ幼鳥

2019年1月7日年齢は問題なく幼鳥であるが、気になったのが性別。大雨覆が雌幼鳥のパターンである(写真では内側しか写せていないが目視でより外側まで同じだったと確認した)。というわけで雄化の可能性を考えていたが、ジズがどうしても雄幼鳥だし雄幼鳥でも同様の大雨覆パターンがいるという文献もある(Laurent Demongin “Iden…
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スズガモ雄化個体(2)

2017年2月8日(以下全て同日撮影) 頭と胸が赤味を感じる程の明るい茶色で脇は前部程白いという外観がなんだかアカハジロやメジロガモの関わった雑種やアカのエクリを彷彿とさせるような個体でした。 嘴は明るい青灰色の地に汚れがこびりついたかのような灰黒色斑がある。嘴付け根の白色部には横斑状の黒斑が激しく侵入し白色部の多くを覆い隠…
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オカヨシガモ幼鳥

2017年1月22日(以下全て同日撮影) 前回記事の個体と同日に、直線距離にして1キロ程度離れた場所で発見した個体。当初、脇下部の粗い横斑が目立ちこちらも雄化だと思ったのだが、近くで観察するとその横斑はこの画像のようにあまりはっきりとした模様には見えなかった。 脇の下側にあたる腹の一部や下腹、中央二対を除く尾羽が幼羽(T2は…
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オカヨシガモ雄化個体 (2)

2017年1月22日(以下全て同日撮影、同一個体) 数回昨年の話が続きます。 まずこの二枚は発見から間もなくの画像。全体にかなり雄に似た外観であるが、脇の茶褐色味の強く粗い横斑が目立っていた。 肩羽は暗色地に間隔の広く粗い白い横斑が入る。また各羽は雄生殖羽と比べ短く丸め。頸の付け根後ろ側から側胸上部辺りにかけては丸みの弱い…
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サシバ暗色型

2017年3月に観察・撮影したサシバ暗色型について、一般型や以前に観察・撮影した暗色型個体も交えながら取り上げます。なお、本種の性と齢の識別点については『フィールドガイド日本の猛禽類vol.02 サシバ』を参考にしました。 一~三枚目の画像は2017年3月18日、四枚目の画像は同19日 暗色型2017年個体 観察時最も気になった…
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ユリカモメ第一回冬羽(4)

2017年2月11日 三列風切の内側二枚を暗色斑の無い新羽に換羽している個体(右が分かりやすい)。これらの羽(特に左の、換羽している中では外側の羽)には先端に欠損もあるが、より内側の褐色斑のある羽と比べると殆ど摩耗していないため、これら二枚ずつの羽は新羽と判断してよいだろう。 次列中・小雨覆の斑は(静止時では脇の羽等がかぶっていて、…
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ユリカモメ第一回冬羽(3)

2015年11月20日 P個体 今回は比較的淡色の個体が中心です。これまでの二回で取り上げたような暗色部の目立つ個体に着目するまでは、(特に初列風切については)このような個体ぐらいの暗色度が一般的だと思っていた。暗色部の量や出方ごとの個体数まで調べているわけではないので実際のところどの程度の暗色度の個体が多いのかはまだ分からないが、少…
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ユリカモメ第一回冬羽(2)

2016年12月17日 H個体 P10内弁には羽軸に沿って暗色部があり、P9にも薄く同様の模様が入る。P10・9の先端の黒色部と白色部の境が波打つような形状になっている。初列大雨覆は内側の羽では強めに暗色の軸斑があり、外側の羽では内弁寄りに先端がやや灰色味を帯びるようだ(三枚目の画像の左翼では初列の灰色部が透けているようにも見えるが、…
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ユリカモメ第一回冬羽(1)

ユリカモメ1wの個体差について、初列風切と初列雨覆を中心に尾羽と次列雨覆も含めつつ四回に分けて取り上げます。なお、便宜上1wとしていますが厳密には幼羽から1wへ換羽中等の個体も含みます。 まずは暗色部が強めの個体について。 2016年12月17日 A個体 外側初列風切の黒色部が広く、白色部は軸斑状に伸びた形と縦長のミラー状にな…
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亜種ホオジロハクセキレイなど(2)

しばらく更新していなかったので季節外れの記事が続きそうです。まずは昨年と同様に南の島で観察・撮影した亜種ホオジロハクセキレイの主に齢について、昨年の記事の再検証と訂正も兼ねて書きます。なお今回も“PIPITS & WAGTAILS of Europe, Asia and North America”を参考にしました。 2017年3…
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オカヨシガモ雄幼鳥

2016年12月22日(以下、撮影日の記載のない画像は全て同日撮影の同一個体) 脇最上列は細く尖り摩耗・褪色した幼羽。胸はほぼ全域が雄生殖羽の特徴的な白黒の斑紋に覆われているが、白っぽい腹部には縦斑状または点状の小さな褐色斑が散在し、これらの羽も幼羽と思われる。腹部の幼羽以外の白っぽい部分は灰色の薄い波状横斑(第一回生殖羽)に覆われる…
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コオリガモ

昨冬と同様に年末は北の方へ行ってきました。今回はこれまで成鳥しか観察できていなかったコオリガモの幼鳥もなんとか観察・撮影できました。というわけで今回はコオリガモの齢などについて。といっても普段よく目にするマガモ属やスズガモ属と違って遠征時にしか観察できないので、そこまで多くの個体差や換羽状況を確認できているわけではありません。また、今回…
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セグロセキレイ

八か月ほど前にハクセキレイの記事を書きましたが、その時は亜種の識別に主眼を置いており齢についての説明がいささか雑でした。ということでまずは少し補足・整理してみます。 まず亜種ハクセキレイについて。幼羽では初列・次列風切と初列雨覆、小翼羽の大部分が灰褐色(1s→2wの換羽までこれらの部位は換羽せず残るのでそれまで齢識別に有効)なのに対し…
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スズガモ雄化個体

まずは今年三月の記事の訂正から。スズガモ雄幼鳥としていた個体が雄化個体だとご指摘いただきました(画像を再確認した結果、私自身も本個体は雄化個体であるという結論に至りました)。ご教示くださりありがとうございました。 2016年2月27日 A個体(上記リンクの過去記事の先頭から十四・十五枚目と同一画像) 肩羽などの胴体部分は雄生殖羽…
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アカハジロ×ホシハジロ雄幼鳥

2016年10月15日(以下すべて同日撮影) 脇と肩羽に波状斑があり、さらに脇には前方ほど大きく白色部が広がる。この脇の白色部は波状斑がある程度強く現れた部分と、波状斑の弱くより白っぽく見える部分がほぼ交互に見える。またこれらの白色部の上側にはさらに波状斑が強く現れて灰色っぽく見える羽がある。脇後部と最上列はやや赤味のある褐色で無斑の…
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オナガガモ雌幼鳥

2016年9月27日(以下すべて同日撮影) 胸から腹にかけての羽は細かい斑が整然と連なる幼羽である。中・小雨覆は灰黒褐色で細い白っぽい羽縁があり、これは雌の特徴である。以上の点から雌幼鳥と判断できる。 胸から腹、脇、そして下尾筒までは茶褐色に染まっている。このような個体は鉄分を含む水に染まったためである場合が多いが、本個体では胸や脇…
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